N e w  Y o r k B l o w -NYでもタコ焼きを焼く英国人へ- -7ページ目

イングランドのXデイ

ニューヨークに戻って来て漸く一息着けたが、
まだ緊張の糸を切る事が出来ない。
それは相方母の誕生日と、
元カレの結婚式があるからだ。

相方母の誕生日にはこの何年かは相方母お気に入りの、
ブルックスのワンカップ用のコーヒーバッグ。
たまたま友人母に分けて貰ったけど私が紅茶党なので飲まないから、
日本土産としてプレゼントしたらその後相方一家全員を魅了してしまったので、
それから継続してプレゼントしている。

相方からのプレゼントは本と花(母の日の花と被ってるのには眼を瞑って)だから、
それと被らないよう毎回彼是考えるけど、
まぁもう60超えた人は大抵の必要な物や要る物は持ってるので、
俺っちは大抵面白グッズや便利グッズに徹底してる。
特に日本には便利グッズがたんとあるからね~。(常に相方父感心頻り)

去年相方実家へ行った時、AV系家電製品が一新されてて、
我が家にも無いDVDレコーダーが有り相方父・母はかなり便利に利用していた。
特に相方父はアカデミー賞受賞前から宮崎駿に興味を持ってたのが、
受賞後にはイングランドでもTV放送される事も有りそれを録画しては、
相方母と楽しんでると毎週の報告電話で話していた。




  魔女の宅急便 (amazon.jp)




  KIKI'S DELIVERY SERVICE (amazon.us)



大体少年少女向けアドベンチャー物が大好きな相方父・母なので、
それも手伝って今年は私の大好きな映画でもある、
魔女の宅急便を相方母の誕生日に贈る事にした。
イギリスでも売ってるので相方の注文に便乗して一緒に注文したけど、
ちゃんと誕生日には届くかなぁ??(昨年、下手こいた実績の有るアマゾンUK)

何故そんなに日程を気にするかというと、
今年は相方母の誕生日翌日が、


ウィリアム
毛糸
結婚式

 (王室は、仇名の毛糸よりも正式名のキャスリンと呼ばせたいらしいけどもう無理だな~)


公式日程がアナウンスされた時から、
相方母は何で、私の誕生日と一緒じゃないのよぉぉぉY(>_<、)Yと、
ブーたれてたんだけど(同じの方が、ミラクルだよ!!)、
その公式グッズとかの注文品配達が今週ピーク!!
だからそれに押されて、相方母の荷物が何処かに行かない事を祈るばかり...。
(イギリスも、アメリカに負けず劣らずのいい加減な配達振りなんだな、これが)





   英国領だったニュージーランド小国の記念切手。(モチ、本国でも本日発売)



  紅茶の国、イギリスだからティーバッグになってる二人の非公認グッズ。
  (これが公認なら、すごい...だって、ウィルの生え際が...!!)
  


  ペッツコレクターの俺っちの心をガンガンくすぐってくる、ウィル+毛糸クリソツのペッツ。
  相方母にセインズベリーかテスコ(英国のスーパー)で探して来て~と、
  勢いに乗って頼んでしまいそうな程欲しい!!



  ロンドンのリージェンツ・ストリートの祝賀セッティングも、ユニオンジャックで完了!!



  結婚を機に、紋を作り紋章院に正式登録した毛糸。木の葉は自分の地元の植物、
  「樫」を模り、その実の団栗を配した。三つにしたのは兄弟の数を示し、
  また樫は伝統的に英国や強靭さの象徴で、金色の山形の線は実母の旧姓、
  Goldsmithに因んでおり、色は英国旗に因み赤と青を採用し、
  リボンで吊るされている部分は毛糸が独身女性だと言う事を表している。
  紋作成には家族で関わり実父が紋章院に提出し、上級紋章員の承認を経て登録。
  この紋は、今後実弟はこの紋を代々継げる。(手続が王室って感じ)
  何か子供の頃から紋を継いで来た俺っちには、紋が無いって、不思議。
  自分の身元を表すだけに、イギリスの「庶民」のって事を実感したわ~。




  ウィルが正式婚約する迄、相方に「私の本当の彼は、ウィルよ♪」と、
  アホな妄想劇場を演じて暫く継続していたが、
  今年に入り「正式に毛糸にあげたわ」と方向転換。
  それは、或る事実が発覚したからだった。
  それも、結婚を取止める位の一大事...。(妄想劇場上よ)
  でも、こんな騎馬隊に先導されて...



  こんな昔乍らの4頭~8頭立ての馬車に乗って...(車引きだったら、超がっかり)



  教会からパレードすると思えば、気持ちもグラグラと思いっきり揺らいじゃうけど...



  私の認知以上にこの半年で、ウィルの「ハゲ」が相当進んでると確認...。(i|!゚Д゚i|!)ヒィィィ
  申し訳ないが、幾ら本物の王子様でも、「ハゲ」はいかんのだよ、「ハゲ」は...。
  昔から受付けないんだよね。だから薄毛→ハゲを展開する人の見極めは、
  昔から100%解る俺。父親を見なくても100%の当確ぶりだったけど、
  ウィルの場合はチャールズで一目瞭然だからどう頑張っても禿げる運命だったけどさ、
  未だ28でそれがチャールズを軽々と上回る地肌の見える迄のハゲっぷりって、どうよ!?
  一瞬で、見事な不意打ちのアッパー食らった感じ。
  チャールズだけじゃ心配だけど、ダイアナの血もあるしと安心してたのは、
  俺の都合のいい判断だった(T_T) 超迂闊だったぜ~...。



  若き日のダイアナとチャールズ一家。このヘアスタイルが、維持されると信じてたのに~。
  これが、ウィルのピークだったんだな...。
  ま、今後はアホぼんのハリーに乗り換えるか~。(超お手軽)



まぁ、取り敢えずはウィルは毛糸にあげたけど、
挙式の中継はちゃーんとみようと思う。(モチ、同録する)
イギリスの古式ゆかしき御者付馬車やパレードに並ぶ品々やその意味なんかを、
相方に解説して貰い乍ら堪能したいのだ。

だってダイアナの時は未だ子供だったから経験出来なかったけど、
生粋のイギリス人に彼是解説して貰い乍ら見るのって、
池上彰に解説して貰い乍らニュース見るのと同じ位贅沢だよ♪
(徳仁殿下のパレードの際、車を使ったのには、超がっかりだったよ~)

それはそうと、結婚式中継はイギリス本国では40%少し、
アメリカでは80%ちょっとの人が見るとリサーチ会社の調査結果が出てるんだけど、
イギリス人女性は「夢見心地は暫くの間、後は頑張ってね~」、
アメリカ人女性は「本物の王子様が迎えに来てくれて、お姫様になるのね~」と、
超対照的な調査結果だったのが笑えたな。
相変わらず、イギリスに憧れるアメリカを見事反映しているよ。

ああ、兎に角、俺っちのコーヒーとアマゾンUKの荷物、誕生日前に届いてくれ!!




<今日のリンク>

  イギリス王室公式HP  (これ、すごいでしょ?)

  イギリス王室公式YouTubeチャンネル  (でもこれの方が、もっとすごいでしょ?)

  イギリス王室挙式公式HP  (もっともっとすごいのが、これ!!時代の最先端広報活動!?)

   挙式当日の29日は、YouTubeで生中継するよ~ん♪